12星座は、私たちの中のキャラクター(天体)が表現する性質を表します。
この性質は、魂の成長の流れにも通じます。
牡羊座で生まれ、魚座で全体へと還るまで、私たちが経験する様々なテーマ、質が表現されます。
子どもぽい質もあれば、責任感の強い大人な質もあり、世俗を達観する仙人のような質もある。
12星座を知ると、私たちはみんなそれぞれ違う質を持ち、地球とは多様性豊かな世界なのだと、感じられるでしょう♡
★各星座の質をさくっとまとめた「星座あるある」もぜひ参考にしてみてください♡
「あるある~!」「やっぱり~!」ってクスッと笑えて、緩んで、自分が持ってきた質をますます好きになれちゃいます♡
牡羊座は12星座の始まり。自分という存在がなかった場所に、自分を押し出していく、最初のステージです。だから牡羊座には、勢いがある。生命力に溢れます。
私たちの成長で言えば、生まれたての赤ちゃん。魂そのもの!まだ宇宙と繋がりが強いので、直感や本能、インスピレーションに従って動きますが、身体をほったらかしにして、危なっかしいことも。
牡羊座は、「自分探し」の星座。広い広いこの世界に、それまで自分がいなかった世界に、牡羊座は生まれ出た。ぽつんと。ひとりで。牡羊座って、ひとりぼっちでもある。
だから牡羊座って、勇敢さやパイオニア的な強さも持っていながら、実はすごく臆病だったり、不安や自信のなさを抱えていたりする。拠り所がない感じ。牡羊座にとっての拠り所は、自分自身。牡羊座は、自分を生きたい。怖くてもチャレンジ、行動し続ける牡羊座の姿勢に、私たちも「自分を生きる」本能的な欲求を思い出すのでしょう。
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牡羊座で生まれた魂は、牡牛座の段階で、肉体という地上の乗り物と強く繋がります。まだ赤ちゃんですが、牡羊座の新生児期からもう少し成長して、周りにあるものを手当たり次第舐めまわしている頃。牡牛座の段階で私たちは、この身体を通じて世界を理解していくのです。
身体を通して世界を理解するとは、身体が持つ「感覚」、五感を使って世界を知るということ。牡牛座は五感が非常に優れた星座です。そして“牡牛”の名のつく通り、ゆっくりじっくり、感覚を味わいます。
牡牛座は、確かめたい。自分がいるこの世界を。そして外から受け取ったものを確実に自分のものにしたい。だから動きはスローですが、自分の中で何度何度も反芻しているので、考えや行動が外側に出てくるときは、ものすごいパワーを持っています。
牡牛座は、身体に宿ったあらゆるものに関連します。能力、才能、センス、感受性など。肉体は先祖から受け継いだものでもあり、先祖や民族性、私たちのルーツにも関連します。牡牛座は、自分の身体と、この身体に受け継いだ才能や能力を使って、この世界を味わいたいのです。
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双子座は、成長の段階で言えば3歳児。双子座のステージで私たちが取り組むこと、それは「自分を伸ばす」ことです。
3歳児って好奇心旺盛で見るもの全てが新鮮。周りの大人や兄弟姉妹がやっていることを見て、あれやってみたい!これやってみたい!ってどんどんチャレンジする。でも思うようにできなくて失敗したり、怪我したり、悔しい思いをしたり。それでも頑張って、経験していく。
双子座は、自分でやりたい。そして自分の身体と頭が持つ能力と可能性を極限まで高めようとします。そのために、3歳児並みの好奇心と行動力、チャレンジ精神を持って、どんどん動いてやってみて、自分のものにしていきます。この地球、動かないと始まらない。 双子座は経験を通して、地球を楽しむ星座です。
双子座は知性、言葉、コミュニケーションとも関連します。頭の回転も速く、言葉の扱いも上手です。学びも大好き。頭も体もフル稼働で本当にせわしない。でもそんな双子座を見て、私たちは、行動すること、学ぶことの大切さを思い出すでしょう。
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蟹座は、人の成長の段階でいえば、幼稚園年長さんから小学生くらい。双子座までの時代には気づかなかった、“自分を守ってくれる”存在や居場所に気づきます。毎日安心して過ごせるおうちがある。母親に抱かれると安心する。友達や仲間との時間に心地よさを感じる。
身近な人との関係や、いつもの場所から感じる安心感が、蟹座の豊かな内面、感情、心を育みます。
自分にとって大切なものを、蟹の甲羅の中に入れて大切に守ろうとします。
だから時に排他的でもある。自分の甲羅の中には惜しみない愛情をそそぐけれど、外のことは無関心。もし甲羅の中にある大切な存在を傷つけようとするものがいるなら、徹底的に攻撃します。
蟹座ってめったに怒らないですが、怒ると12星座一怖かったりします。
蟹座にとって、共感や一体感が大事。繋がりたい。共有したい。見えないところで温かく強い絆を育みます。
蟹座の繋がりは自分の家系、祖先、民族、魂のルーツにも通じます。
獅子座の段階で、蟹座で育った豊かな情感が外に溢れ出てきます。獅子座は、胸の内にある豊かさや感動、情熱、生命力を、外側に思い切り表現する星座。溢れちゃう!表現せずにはいられない!成長の段階で言えば、中学生くらい。やんちゃな子どもです。
創造性や芸術にも関連します。獅子座が表現するものは、見る人、聞く人の心を揺さぶる。魂に訴えかける。獅子座の表現は、私たちの中の生きる力を呼び覚まします。
獅子座のルーラー(支配星)は太陽。中心にいて、堂々と輝く。与える存在。大らかで、頼られると嬉しい、かっこいい自分でありたい。明るく楽しいこと大好き。みんなを楽しませたい、エンターテイナー。中心にいると輝きます。でも中心になれないと、いじけちゃうかも。涙 まだまだ子どもですからね。
見てもらう、認めてもらうことにこだわらず、獅子座はまず、自分を表現しよう。誰が見ていても見ていなくても、自分の内側から湧き出るものに変わりはない。自分が楽しんで表現していたら、周りに勝手に人が集まる。獅子座は、どこにいたって、自分がいる場所が真ん中になるのです。
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乙女座は6番目、前半最後の星座。星座の前半は「個人性を育てる」のがテーマ。乙女座の後の天秤座からは、社会に出て多くの人と関わるステージに入ります。だから乙女座では、人や社会のために自分に何ができるか?と自分自身を最終確認、調整して、そしてまだ足りないところがあれば重点的に鍛え高める。乙女座は「自分を完成させる」星座。
旅行前に荷物の最終チェックをする。テストの答案を解き終わっても時間いっぱい見直しをする。乙女座は、抜け漏れ不足はないか、未熟なところはないか、まだできることはないかを可能な限り見つけ出し、徹底的にやりたい。乙女座さんって完璧主義で心配症。
でもそれは「誰かの役に立ちたいから」。乙女座は、相手が何を望み何を求めるか、それに合わせて柔軟に対応します。細かなことに良く気が付いて気配り上手。誰かのために何かできる、社会に貢献できる、それがとっても嬉しいのです♡
でもやり過ぎると「なんで私ばっかり!」になるから要注意。「誰かのために」よりも「自分のために」を選んでみて。自分のために生きたら、勝手に周りの役にも立っている。それが乙女座ミラクル。
天秤座からの後半の星座では、人と、社会と、関わり、社会性を育てていきます。後半最初の天秤座は、思い切って社会に飛び込みます。そして、自分と他者、という関係性を通じて「自分を探す」のです。だから天秤座は、活発に動き、いろんな人と関わります。
天秤座はバランス感覚も抜群。多くの人と関わる中で、自分の見え方、立ち位置、役割などを理解して、その場に調和を生み出します。相手に決して不快な思いをさせない洗練された立ち居振る舞い。ただ八方美人で自分がなくなりやすい面もあります。
でも天秤座は、いろんな自分を試しながら、自分を探している。そして自分とは、一つじゃない、いろんな面を持っていることに気づいていくのです。天秤座は、他者の多様性を受け容れ、どんな相手とも対等に接することができる人。それはきっと、自分の中のいろんな自分を認めるからこそ他者のいろんな面も許せる人になる。天秤座は、この世界にはバラつき、矛盾がある。それを理解しているのでしょう。
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蠍座は「自分以外の誰か」と強烈に繋がり、自分にはないものを他者からもらって、自分を変容させる星座。その関係性は優しいものではなく、ちょっとやそっとでは離れられない、何かが完了するまではお互いに逃げられない、強すぎるほどの繋がりを作り出し、そのうえで、相手と一体になるという経験をします。
人って自分を守る境界線を持っているものですが、蠍座はこれを突き破って相手にすべてを明け渡し、自分がいなくなるような「死」を経験します。そうまでして、蠍座は、共有したい。嘘偽りなく、本当のところで、何かと一つになりたい。そして深いところにある「私たちはひとつで繋がっている」という真理を、共に感じたいのです。
でも時に、その想いが強すぎて、蠍座は相手に求めすぎることもある。繋がりたい、共有したい。蠍座はその思いが溢れて止まらない。
蠍座のテーマは、誰かとの強く激しい関係性の中にではなく、自分の中に、全てと繋がっているという感覚を見出し、それを信じていくことなのでしょう。究極の蠍座は、誰よりも自分自身と強く深く繋がっている。そして、自分と繋がっていることを信じられるから、他者とも繋がっていることを信じられるのです。
蠍座で自分自身との絆を深めたところから、射手座がスタートします。射手座は上に向かう、高みを目指す星座。自分の可能性をどこまでも試したい。特に精神的に自分を高め、完成させることを目指します。抽象的で奥が深いもの、答えがすぐに出ないような分野を学ぶのも大好き。海外や宇宙など、遠い世界に意識が向かいます。
だから射手座は、自分が肉体の中にいることを忘れがち。遠くに向かう精神が、身体を飛び出し、ひとりで宇宙に飛んでいきやすい。射手座は弓矢だから、的を決めたら一直線に飛んでいく!目標に向かうエネルギーはものすごいです。ただその目標というのが時にとんでもなく高い。射手座さんは、自分は地球に生きているんだ、肉体があるんだ、というのを、時々思い出すのが大事です。
でもそんな風に飛び上がってしまうのは、「自分にはできるはず」という、自分への絶大な信頼があるから。射手座は自分を信じているのです。射手座の姿勢は、私たちに、自分の可能性に蓋をせず、どこまでも理想を追いかけることの大切さを、思い出させてくれるでしょう。
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山羊座は10番目で、「社会の中での完成」を目指す星座。社会とは、人と人の繋がり。それは家族や地域や会社など、何であれ、山羊座は自分が所属する集団の中で自分の役割をしっかりとこなそう、その場に貢献しようとします。特に目に見える形、実際的な結果を出すことを目指します。
誠実で常識的。山羊座は大人な星座です。自分の感情や欲望に惑わされず、淡々とやることをやる。社会への貢献意欲も高い。責任感も強く、コツコツ努力派。とにかく常に社会のために何かしよう、努力しよう、勤勉であろう、としていて、だからこそ、無駄なこと、余計なこと、意味のないことをしない、という意識も強く働くかも。
こんなことして何になるの?山羊座さんの口癖かも。。
山羊座さんは知っておいてください。もっと気楽に遊んでもいいこと。意味ないことをしてもいいこと。無駄なことを自分に許してみましょう。そうした余裕が、さらに山羊座を成長させます。
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山羊座で地上、人間社会での完成を迎えましたが、山羊座の世界は、時間と空間という制限がある、枠の中での完成でした。水瓶座では、空間という制限から解放されていきます。水瓶座は「この枠の中でしか通用しない自分」には意味がないと考え、もっと広く、どこでも通用する、普遍的な自分を目指します。
水瓶座は、変わっている、個性的、改革者、天才、などと呼ばれることも多いです。「みんな違ってみんないい」水瓶座は、それぞれの個性、自由を大事にし、それが枠の中で凝り固まったルールや価値観によって不当に扱われる時、改革も厭わない。水瓶座は、個人の「自由」を大事にした社会の実現を目指しています。
だから常に全体を見て、個人ひとりひとりが力を出せるよう、そして集団全体として理想的な働きができるよう、自分の欲や感情に溺れることなく、高い視点、広い視野で理性的に判断する。冷静で、客観的。でも実は、内面すごく熱くて情熱的。水瓶座はギャップ萌えの星座。
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12星座最後は魚座。牡羊座で生まれて成長してきた私たちは、魚座で肉体を離れ、もう一度、すべてに還っていきます。魚座では、時間という制限からも解放されます。魚座さんって、こういう人っていう定義が、正直あまりありません。「いろんな人がいる」というのが一番しっくりくる。
魚座は、相手や、環境や、地球にいながらにして向こうの世界、すべてと、一体化していく。何にでもなれるし、何者でもないような。つかみどころの無さ、不思議な感じが、魚座さんの魅力。
魚座は、地上にいながらにして「すべては繋がっている」を知っているし、それが当たり前の世界なのですよね。だから時に「個であることが苦痛」である場合が多いのかもしれません。繋がっているはずなのに、あなたと私は同じはずなのに、なんで離れてるの?!「切り離されている」感覚で傷つくのかもしれない。でも地上での色んな経験を通じて、魚座はいずれすべてをそのままに包み込み、周りに伝えていくのでしょう。「大丈夫、全ては愛なのだよ♡」と。
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